丸善の店舗・ネット販売事業の減収顕著、図書館の運営受託が成長の柱に【メディア企業徹底考察 #204】

・丸善の店舗・ネット販売事業は3期連続で減収中で、今後の成長に懸念
・図書館運営受託事業が成長を支え、業界シェアはトップクラス
・将来的には効率化への投資が重要で、AI導入を検討中

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丸善の店舗・ネット販売事業の減収顕著、図書館の運営受託が成長の柱に【メディア企業徹底考察 #204】
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丸善CHIホールディングス株式会社の主力である、店舗・ネット販売事業は3期連続の減収となりました。

2025年1月期(2024年2月1日~2025年1月31日)はインターネット書店「honto」の紙の通販事業を終了しており、その影響を受けました。この事業の他のサービスは堅調。丸善は粗利率の高い文具や雑貨、リユース事業を成長させる収益構造改革を推進中で、今期はその成果が試される局面となります。

ただし、中長期的に縮小へと向かうのは避けがたく、図書館の運営受託を中心とした、図書館サポート事業が成長をけん引する存在になりそうです。

売上成長率5%を超える強気の予想は達成可能か?


《不破聡》

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