売れるネット広告社グループの連結子会社である売れるネット広告社は、連続起業家・溝口勇児氏が出資する、ポスティングホールディングスと戦略的業務提携を締結しました。
この提携により、売れるネット広告社が提供する成果報酬型ネット広告「最強の売れるメディアプラットフォーム」に、ポスティングという物理チャネルを統合します。これまでネット広告ではアプローチ困難だった高齢者層・デジタル未接触層を含む幅広いターゲット層へのアプローチが可能となります。
ポスティングホールディングスの代表取締役である杉尾和洋氏は、経済エンターテイメント番組「REAL VALUE」の第一回目の志願者として注目を集めた人物です。売れるネット広告社グループの代表取締役社長である加藤公一レオ氏が「REAL VALUE」のメンターを務めていた縁から、今回の提携が実現しました。
売れるネット広告社は、同番組の注目度と、溝口勇児氏・加藤公一レオ氏の両名が同番組に出演しているという強力なメディアストーリーを背景にした本提携により、ブランド信頼性・提案力・契約単価・導入率向上を見込んでいます。
ネット広告市場は、単価高騰やコンバージョン率低下・アルゴリズム依存といった課題に直面しています。この課題に対して売れるネット広告社は、長年にわたりデータドリブンかつ完全成果報酬型の広告モデルを築き上げてきましたが、新たな広告戦略としてオフラインチャネルの活用を進めます。
一方、ポスティングホールディングスは全国規模のネットワークや、AIとGPSを用いた配布管理システムを強みとしており、ネット広告との相乗効果が期待されます。本提携により、売れるネット広告社は、ネット広告運用支援に加えて、ポスティングホールディングスの持つポスティングノウハウとネットワークを活用したオフライン施策をワンストップで提供することが可能となりました。
両社は、オンライン広告とポスティングの統合提案に加えて、データ連携による効果測定の高度化、新規顧客開拓におけるシナジー創出などの連携を行う予定です。今後はポスティング結果の反響分析をネット広告と連携させ、オンラインとオフラインを一元的に管理する広告運用とPDCA体制を確立していきます。
売れるネット広告社は、今回の提携により、約3兆3,330億円規模のインターネット広告市場に加えて、約1兆6,676億円規模のプロモーションメディア市場に本格参入を図ります。「売れる仕組み」を進化を加速させ、顧客満足度の向上と安定的なストック型収益の拡大を目指すとしており、今後の事業展開が注目されます。
