オトバンクは、オフラインマーケティング事業を展開するohpnerとの業務提携を発表しました。本提携により、ohpner(オープナー)が強みとするモビリティ広告領域において、オトバンクの高度な音源制作ノウハウを活かしたオリジナル楽曲やジングルの制作が可能となります。
オトバンクは500社以上の出版社と提携し、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営している企業です。同社は2024年7月に音声クリエイティブ事業を立ち上げ、オーディオブックにとどまらず多様な音声コンテンツの制作に取り組んでいます。
一方、ohpnerは代表の土井健氏が累計13億円の自社広告投資を通じて事業拡大を実現した実践知を基盤に、メディア選定・クリエイティブ制作・広告配信を含むトータルマーケティングソリューションを提供しています。これまで、プログリットのアプリ「シャドテン」や、URARAクリニックなどの楽曲制作を手掛けてきました。

オトバンクとohpnerの強みを掛け合わせることにより、街中を走行するモビリティ広告から流れる音声が人々の耳に自然に届き、視覚のみならず聴覚からも強い印象を与えることで広告効果を最大化します。両社は本提携を通じて、音声表現の可能性をさらに広げ、価値あるコンテンツの創出を目指すとしています。
楽曲による印象設計はモビリティ広告接触価値を高める手段として注目されます。音声表現と視覚表現の融合が、今後の広告施策に新たな選択肢をもたらしそうです。