米ニュースメディア「Semafor」、イベント事業でダボス会議に挑戦状・・・収益の過半数を占める成長分野に成長

・Semaforはイベント事業を成長軸にし、収益の50%以上を占めている
・世界最大規模のCEOサミットを開催し、ダボス会議への挑戦を狙う
・アメリカ拠点を活用し、国際展開と編集戦略強化で新ビジネスモデルを模索

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米ニュースメディア「Semafor」、イベント事業でダボス会議に挑戦状・・・収益の過半数を占める成長分野に成長
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2022年に設立された米ニュースメディア「セマフォー」(Semafor)が、イベント事業の大幅拡充に乗り出しています。同社は9月3日、米商工会議所、Informa、Bloomberg、Fortuneから4名の幹部を迎え入れたと発表しました。この人事は、世界経済フォーラム(ダボス会議)に代わる新たなビジネスリーダーの集いを目指す戦略の一環です。

創設からわずか2年という短期間で、セマフォーはイベント事業を収益の「核」として成長させたようです。ジャスティン・スミス共同創設者兼CEOによると、同事業は現在、全体収益の50%以上を占めるまでに成長しています。

メディア業界が広告収入の減少やデジタル化への適応に苦戦する中、セマフォーのイベント中心戦略は注目に値する取り組みといえるでしょう(セマフォー)。

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《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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