ライトノベル「IS 〈インフィニット・ストラトス〉」などを手がける株式会社オーバーラップホールディングスが、9月4日に上場承認され、10月6日にグロース市場に新規上場します。
営業利益率は25%と高い収益力を誇る会社です。ライトノベルでヒット作を生み出してマンガ化、アニメ化へとステップアップしてIPの影響力を拡大するというビジネスモデルはKADOKAWAやアルファポリス、IMAGICA GROUP(イマジカインフォス)などの競合と同じ。ヒットIPを創出できるかどうかが成長のカギを握っています。
今回のIPОは投資ファンドのエグジット案件で、オーバーラップには多額ののれんが計上されています。これが最大の経営リスクと言えるでしょう。