UUUM非上場化後も減収減益でフリークアウトの業績停滞要因に【メディア企業徹底考察 #279】

・フリークアウトは減収減益が続き、UUUMの非上場化後も業績は停滞している
・広告事業は好調だが、インフルエンサーマーケティングやTikTok事業は苦戦や拡大の兆しもある
・中長期的にはTikTokや小売連携を活用し、UUUM再生や事業拡大を目指す動きが進行中

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UUUM非上場化後も減収減益でフリークアウトの業績停滞要因に【メディア企業徹底考察 #279】
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広告事業を手がける株式会社フリークアウト・ホールディングスが苦戦を強いられています。

2025年9月期第3四半期累計期間(2024年10月1日~2025年6月30日)は2%近い減収でした。フリークアウトは2023年にYouTuber事務所のUUUM株式会社を連結子会社化。2024年にTOBで完全子会社化し、UUUMは2025年1月に上場廃止となりました。UUUMを主軸とするインフルエンサーマーケティング事業は、3Q単体(2025年4月1日~2025年6月30日)で1割もの減収でした。

トップラインが伸び悩む一方で人員の強化を図っており、大きな賭けに出ているように見えます。

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《不破聡》

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