株式会社ITコミュニケーションズは、B2Bマーケティング株式会社と共同で「コンテンツ制作における生成AIの『活用深度』に関する実態調査2026」を実施し、調査レポートを公開しました。BtoB企業の広報・マーケティング・営業企画業務に携わる担当者500名を対象に、2026年4月2日から5日にかけてインターネットリサーチで実施されたものです。
調査によると、コンテンツ制作の各工程における生成AIの活用は上流工程で特に進んでいます。情報収集・リサーチでは59.8%、企画立案では60.2%が中心的または補助的に生成AIを活用していると回答しました。壁打ちやたたき台作成といった用途が中心となっています。

一方で、原稿作成・編集やデザイン工程でも一定の活用が見られるものの、コーディングや効果測定などの工程では相対的に活用割合が低い傾向にあります。

生成AIの活用による作業時間の変化については、すべての工程で「短縮した」と回答した割合が8割を超えました。特に情報収集・リサーチや企画立案といった上流工程で短縮の実感が高くなっています。ただし、工程によっては「変化なし」や「増加」という回答も一定割合存在しており、すべての業務が一律に効率化されているわけではないことも示されています。
コンテンツの「独自性・専門性・信頼性の向上に役立った」情報源を尋ねた設問では、「社内の専門家による知見・ノウハウ」が42.0%で最多でした。次いで「自社独自のデータ・調査結果」が34.2%と続いています。「生成AIによるアウトプット」は24.7%にとどまり、独自性や専門性の面では補完的な位置づけにあることが明らかになりました。
調査レポートでは上記のほか、生成AI導入によるアウトプットの品質に対する満足度、一次情報の収集・反映状況、一次情報をコンテンツ制作に組み込む際の実務上の障壁なども取り上げています。





