株式会社BOTANICOは、既存クライアントを対象に実施した「AIを活用した広告運用に関するアンケート調査」の結果を公表しました。調査期間は2026年6月1日から6月30日までで、有効回答数は10件です。
調査の結果、回答企業の20%が「広告運用でAIを活用している」または「可能なら活用したい」と回答しました。この20%は現在活用中の企業と活用意向のある企業を合算した割合であり、すべてが導入済みというわけではありません。
一方、残る80%の企業は慎重な姿勢を示しています。具体的には「AIによる広告運用の判断精度に不安がある」「広告費をAI任せにすることに慎重」「クリエイティブやターゲティングは人の判断が必要」「自社に合った活用方法が分からない」「成果への影響を慎重に見極めたい」といった意見が挙がりました。
BOTANICOは調査結果について、広告運用におけるAI活用は関心があるものの実務導入には慎重な企業が多いと分析しています。広告費を投下する領域では、AIの提案をそのまま採用するのではなく、マーケターが数値や事業背景を踏まえて判断することが重要だとしています。
同社は今後、「AIによる分析・改善案の補助」と「人による戦略判断・予算管理」を組み合わせた広告運用体制が求められると考察しています。広告文のたたき台作成、ターゲット仮説の整理、配信結果の要約、改善案の壁打ち、レポート作成の効率化といった補助的な活用から始めることが現実的だとの見解を示しました。
なお、本調査はBOTANICOの既存クライアント10社を対象とした小規模調査であり、社会全体や国内企業全体の傾向を示すものではないと注記されています。

