デジタルメディア投資企業を自認するValnetが、傘下のゲーム専門サイト「TheGamer」のフリーランスライターに対し、記事単価ではなくクリック数に連動した報酬体系を導入しました。1,000セッションあたりライター5ドル、エディター3ドルという条件は、ニュースルームの収益モデルを巡る議論を改めて呼び起こしています。

Valnetは「Polygon」「GameRant」「OpenCritic」「Collider」「TheGamer」などを運営するメディアネットワークです。5月21日、「TheGamer」のライターとエディターに対して「Pay Per Session」と呼ばれる新しい報酬ルールが通知されました。社内では「トップパフォーマンスの記事を報いる」パフォーマンスベースのボーナス制度として位置付けられていたと報じられています(Kotaku)。
具体的な報酬額は、ライターが1,000セッションあたり5ドル、エディターが同3ドル、自ら記事を公開するセルフパブリッシング型のコントリビューターが同8ドルです。Valnet側はその後、最低閾値は存在せず最初の1クリックから報酬が発生する点を明確にしました。また、このクリック単価モデルに完全移行するのはセルフパブリッシング型のコントリビューターのみであり、「TheGamer」の大多数のスタッフにはベースペイを含む契約条件があるとも説明しています。



