コンテンツ収益化プラットフォームの米TollBitは、2026年第1・第2四半期のAIボット動向をまとめたレポート「State of the Bots」を公開しました。今回は欧州のパブリッシャーに焦点を当てており、AIボットによるスクレイピングが北米より格段に激しい実態が示されたということです。
レポートでは、スクレイパーがGooglebotになりすましたり、家庭用回線を経由する「住宅用プロキシ」を使ったりして、サイト側の防御をすり抜ける手口も詳細に報告されています。ペイウォールで守られた記事も安全ではなく、英国の主要サイトの大半が突破されたとしています。
欧州サイトへのスクレイピングは北米の4倍
TollBitのネットワークに参加するパブリッシャーのサーバーログを分析したところ、2026年上半期に欧州サイトが受けたAIスクレイピングの中央値は、北米サイトの4倍に達したということです。欧州では人間の訪問33回につきAIボットの訪問が1回発生しており、北米の93回に1回と比べて負荷が約2.8倍重いとされています。




