感染者再拡大で「東京アラート」発動方針、イベント等の対応はどうなる?

東京都は、2日に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が新たに34名確認された事を受け、都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を発動する方針です。 東京都では緊急事態宣言が5月25日に解除された事を受け、段階的な自粛な緩和を進めていて、26日からステップ1、6月1…

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感染者再拡大で「東京アラート」発動方針、イベント等の対応はどうなる?
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東京都は、2日に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が新たに34名確認された事を受け、都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を発動する方針です

東京都では緊急事態宣言が5月25日に解除された事を受け、段階的な自粛な緩和を進めていて、26日からステップ1、6月1日からステップ2に移行しています。複数の指標の達成を条件に順次緩和を進める計画ですが、特定の指標が基準値を超えた場合に「東京アラート」を発動するとしてきました。

発動の条件は以下のようにされています。

1項目以上の「感染(疫学的)状況」の指標の数値が緩和の目安を超え、その他の指標も勘案して警戒すべき状況と判断される場合には、「東京アラート」を発動し、都民に警戒を呼びかける。(新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ)

これによれば、「東京アラート」は都民に警戒を呼びかける、とされていて、具体的に再自粛の要請は含まれていません。ただし、東京都は夜に記者会見を実施する予定で、知事から具体的なメッセージが発せられる可能性もあります。

フェーズ2では屋内では100名以下(かつ収容人数の半分以下)、屋外では200人以下のイベントが開催可能とされていました。小規模なセミナーやイベントは開催可能な範囲です。

東京都における新型コロナウイルスの感染者数は23日の2名を底に、再び拡大する傾向が見られ、1日には13名、2日には34名となりました。確認されるのは感染からは2週間程度の時差があるとされますが、この増加傾向は全国的な緩和の推進にも影響を与え、再開予定のスポーツイベントなど様々なイベントの判断に影響は避けられなさそうです。

《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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