印刷版とデジタルのサブスクリプションの合計が10月に700万人を突破したという米国の「ニューヨーク・タイムズ」。大統領選挙の報道でも投票当日に1億2000万人、前日にも7500万人がメディアに訪れたということで、快進撃が止まりません。
その1億人以上のユーザーは「ただテキストのニュースに触れるだけでなく、マルチメディア、インタラクティブなグラフィック、そして音声でも私達のジャーナリズムを体験してくれました」と決算説明で語るのは同社CEOに9月に就任したばかりのメレディス・コピット・レビン氏です。同氏は特に音声について、広告とサブスクリプションの両方のビジネスをドライブしていくと期待しているようです。