ワシントン・ポストは、日曜版と一緒に配布してきた雑誌「Washington Post Magazine」の発行を12月25日で停止し、スタッフを解雇すると発表しました。経済的な理由によるとされていますが、同社は人員規模を拡大していて、労働組合からは「無責任だ」という声も上がっています。
「Washington Post Magazine」は約60年前から本紙からは独立した雑誌として、日曜版と一緒に配布されてきました。以前は日刊紙が週刊誌も発行して、本紙では取り上げられない特集などを展開することで人気を集め、広告も良質なクライアントが入っていたということですが、現在ではニューヨーク・タイムズやボストン・グローブなどごく一部の新聞だけが発行を続けているということです。