消費者メディアリサーチを行なうPQ Mediaが発表したデータをMediaPostが分析したところによると、2021年、広告・マーケティング費が増加したにもかかわらず、消費者がメディアに費やす時間のうち、広告付きメディアが占める割合は世界的に減少したとのことです。
PQMediaの推計によると、米国では2021年、広告収入のあるメディアに消費者が費やす時間はわずか0.01%の増加にとどまったのに対し、広告とマーケティングの総支出は8.7%と大きく増加。グローバルではそれぞれ0.04%、7.2%の増加と、ほぼ同様の傾向が見られました。
また、2021年、メディア消費における広告付きメディアの割合は米国で46.6%、グローバルで54.6%と過去最低を記録。消費者がメディアに費やす時間の合計は、2025年までに米国と世界の両方で拡大し続けるものの、2025年までに米国で43.2%、グローバルで51.5%まで低下し続けると予測されています。
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