米ニューヨーク南部地区連邦地裁は12月、デジタルメディア大手であるジフデービス(Ziff Davis)が、生成AI「ChatGPT」を開発するOpenAIを相手取って起こした著作権侵害訴訟について、複数の請求を認める一方で、他の請求は退ける判断を示しました(Courthouse News Service)。
本件は、全米各地で提起されている生成AIを巡る著作権訴訟を統合したマルチディストリクト訴訟(MDL)の一環として審理されています。担当するSidney Stein判事は、ジフデービス側の主張のうち、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく一部の著作権侵害請求を存続させました。

