【動画】「文藝春秋digital」はどのようにしてサブスクリプションを立ち上げたのか

株式会社文藝春秋は雑誌「文藝春秋」「文學界」「週刊文春」の出版やデジタルメディアの運営を行う日本を代表する出版社の一つです。今回お話頂いた村井氏は、約5年、紙の「文藝春秋」の編集を担当したのち、2019年より「文藝春秋digital」サブスクリプション立ち上げに…

メディア その他
【動画】「文藝春秋digital」はどのようにしてサブスクリプションを立ち上げたのか

本記事では6月30日に開催した「Media Innovation Meetup Online #16 メディアのサブスクリプション戦略2020」に登壇いただいた、株式会社文藝春秋で「文藝春秋digital」のプロジェクトリーダーである村井弦氏のセッション概要と、アーカイブ動画を紹介します。

株式会社文藝春秋は雑誌「文藝春秋」「文學界」「週刊文春」の出版やデジタルメディアの運営を行う日本を代表する出版社の一つです。今回お話頂いた村井氏は、約5年、紙の「文藝春秋」の編集を担当したのち、2019年より「文藝春秋digital」サブスクリプション立ち上げに携わっています。

もともと文藝春秋では、デジタル施策の一環として「文春オンライン」を運営。「文春オンライン」は芸能、エンタメなどの情報を発信し、閲覧無料の広告モデルで運営されています。2020年5月には月間のPVが4億PVに達し、PVを集め広告モデルで成立させるというスタイルの最高峰を構築したと言えます。こちらは「週刊文春」の延長線という位置づけでもありました。

一方の「文藝春秋」は論文など硬派なコンテンツを取り揃えており、デジタルでの展開に当たっては、競争優位性を保つために、広告ではなく、コンテンツに課金してユーザーから直接収益を上げるサブスクリプションモデルを選択したと言います。

また「文藝春秋digital」は「note」を基盤にサブスクリプションプラットフォームを構築していますが、村井氏によると、「note」を基盤としたサブスクリプションは、素早く、少ないリソースで立ち上げられる点、既存のコミュニティとの連携が可能な点など、様々な面でメリットが豊富とのことです。詳しくは動画を参照ください。

「文藝春秋digital」はどのようにしてサブスクリプションを立ち上げたのか


《Manabu Tsuchimoto》

関連タグ

Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

特集