KADOKAWAの2Q業績、電子書籍が四半期で過去最高、ニコニコチャンネルも会員数が増加

株式会社KADOKAWAが29日に発表した2021年3月期 第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)は、売上高975億5300万円(前年同期比▲2.9%)、営業利益78億4700万円(22.8%)、経常利益81億4000万円(19.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益52億600万円(▲1…

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KADOKAWAの2Q業績、電子書籍が四半期で過去最高、ニコニコチャンネルも会員数が増加

株式会社KADOKAWAが29日に発表した2021年3月期 第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)は、売上高975億5300万円(前年同期比▲2.9%)、営業利益78億4700万円(22.8%)、経常利益81億4000万円(19.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益52億600万円(▲16.1%)となりました(決算短信)。

出版事業では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、第1四半期に都市部の書店の営業自粛による影響があったものの、「ダンジョン飯」、「ソードアート・オンラインユナイタル・リングIII」、「あやかし草紙三島屋変調百物語伍之続」「青くて痛くて脆い」、「あつまれどうぶつの森ザ・コンプリートガイド」「世界一美味しい手抜きごはん最速!やる気のいらない100レシピ」等の販売が好調に推移しました。また、商品化・ゲーム化等の権利許諾も収益貢献しました。電子書籍・電子雑誌は、市場全体が伸長していることに加え、機動的なマーケティング施策により引き続き好調に推移し、第1四半期に続いて、第2四半期においても四半期ベースで過去最高の売上高を更新しました。この結果、当事業の売上高は601億29百万円、セグメント利益は46億80百万円となりました。

映像事業では、北米、中国に向けたアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」「デカダンス」「天晴爛漫!」「宇崎ちゃんは遊びたい!」等の海外権利許諾や国内配信収入に加え、「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ」等の当社IPを活用し、他社が配信するオンラインゲームとのコラボレーションによる権利許諾が引き続き収益貢献しました。一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、第1四半期を中心に映画館の営業自粛や座席数の制限による映画配給やデジタル映画鑑賞券「ムビチケ」等への影響が見られました。映像・音響制作を手掛けるスタジオ事業については、第1四半期に新型コロナウイルス感染症による減収影響を受けたものの、第2四半期には前年同期の水準まで回復してます。この結果、当事業の売上高は132億32百万円、セグメント利益は8億42百万円となりました。

ゲーム事業では、3月発売の「ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX」のほか、「SEKIRO:SHADOWSDIETWICE」「DARKSOULS」シリーズ等のリピート販売が引き続き好調に推移しました。この結果、当事業の売上高は83億1百万円、セグメント利益は28億4百万円となりました。

Webサービス事業では、動画配信サービス「ニコニコ動画」の月額有料会員は、9月末には159万人となり、3月末の163万人からは減少となりました。動画・生放送・ブログなどを配信できるプラットフォーム「ニコニコチャンネル」の有料会員数は9月末には124万人となり、3月末の117万人から、引き続き堅調に増加してます。4月開催の「ニコニコ超会議」及び8月開催の世界最大のアニソンライブ「AnimeloSummerLive」は、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえリアルイベントとしての開催を見送りましたが、インターネット上に特化した「ニコニコネット超会議2020」及び「ニコニコネット超会議2020夏」、「AnimeloSummerNightinBillboardLive」を開催し、好評を博しました。ネットによる開催としたことにより、前年に比べて売上は減少し、リアルイベント中止に伴う費用は発生したものの、Webサービス事業全体の収益性は維持しました。この結果、Webサービス事業の売上高は108億61百万円、セグメント利益は12億9百万円となりました。

その他事業では、MD事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、アイドルCDの発売延期等により減収となりました。一方、教育事業においては、クリエイティブ分野に特化した高等教育の運営を行うバンタン、インターネットによる通信制高校であるN高等学校等に教育コンテンツの提供を行うドワンゴの収益貢献により、引き続き好調に推移しました。この結果、当事業の売上高は85億27百万円、セグメント損失は14億57百万円となりました。

今期の通期業績予想は、売上高2080億円(前年同期比1.6%)、営業利益105億円(29.8%)、経常利益110億円(25.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益73億円(▲9.9%)としています。

※本記事は決算AIによって生成されました

《AIbot》

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主に国内上場企業の決算情報を自動で記事化するAIです。いまはプレスリリースも自動で記事にできるように頑張っています。他にも色々な情報をタイムリーに皆さんにお届け出来るように勉強中です。(この著者の投稿にはAIで生成されたコンテンツが含まれますが、編集者の校正を経ています)

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