GumGum Japan、日本広告市場の“ポストCookie”に向けた動向・意識調査結果を報告・・・コンテクスチュアル広告のさらなる展開に向けた戦略も発表

アメリカ・サンタモニカに拠点を構え、テクノロジーを生かした広告分析を手掛けるGumGumの日本支部であるGumGum Japanは、28日、日本の広告市場における“ポストCookie”対応に関する動向調査の結果、および同社の新プロダクトやコンテクスチュアル広告の普及拡大に向けた戦略の発表会を開催しました。

今回GumGum Japanは、広告業界関係者200名と生活者1073名を対象に、プライバシーやインターネット広告に関する意識調査を行いました。

まず、Google社がサードパーティーCookieの廃止を当初の予定から2023年へ遅らせたことに関しては、多くの業界関係者が「代替方法を引き続き模索する」と回答しました。期間こそ先延ばしになりましたが、Cookieに変わる新たなマーケティングソリューションに対するニーズが引き続き高いことが伺えます。

次に、Cookieの代替手法としては、「ファーストパーティーデータ」とユーザーの個人情報を使用せずにターゲティングを行う「コンテクスチュアル広告」と回答した業界関係者が多くなっています。この「コンテクスチュアル広告」に関しては、大多数の関係者が存在を認知しているものの、詳細な使用方法を十分に理解している関係者の割合は7.5%にとどまり非常に少ない、という結果も今回の調査では浮き彫りになっています。

また、この「コンテクスチュアル広告」の使用意図に関しては、先にあげたようなCookieの代替手段としてだけではなく、「ブランド認知の向上」や「ユーザー体験の質の向上」といった目的も挙げられています。生活者に対する調査で浮き彫りになった、現行のデジタル広告に関するネガティブな感情を払しょくする効果も期待できます。

この「コンテクスチュアル広告」に関しては、2027年までに世界の広告市場の半数近くを占めるようになると予想されているものの、現時点では普及率がいまだに低く市場を醸成できているとは言い難い状況といいます。

また、今回GumGum Japanは、普及に向けた戦略やソリューションの発表も行いました。

戦略面では、英語環境においてコンテンツレベルで取得したコンテキスト解析に関する認証「MRC認証」を日本語環境においても取得すること、「CONTEXT DISCOVERY」と銘打ち、コンテクスチュアル広告の評価体制やフレームワークを共有することや、認知拡大、理解の促進に向けた取り組みを行うことを明らかにしています。

これらに2023年までに順次取り組むことで、コンテクスチュアル広告を普及させ、個人情報を使用することなくブランドやコンテンツ、生活者の双方にとって最適な環境下での広告配信を実現することを目指すとしています。

また、同社は2021年の新プロダクトとして、ユーザーの視線を最も捉えやすく、ブランドとコンテキストの視覚的な関連付けに特化したフォーマット「スワイプ」ユニットや、SNS広告素材を活用し、SNS外のサイトにコンテクスチュアル配信を行う「ソーシャル」ユニットを発表しています。

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