3rd Party Cookieに依存しないコンバージョン計測方法をログリーが開発

ログリー株式会社は、コンテキストマッチ型ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」にて、3rd Party Cookieに依存しないコンバージョン計測方法を開発しました。

「LOGLY lift」は、独自の自然言語処理技術と機械学習技術を用いて関連性の高い記事・広告を配信する日本初のネイティブ広告プラットフォームです。今回、ITPの強化により生じる課題を解決するため、3rd Party Cookieに依存しないコンバージョン計測方法を開発。ITP強化で計測が困難となった該当ユーザーのコンバージョン計測を補います。また、各ASP・効果計測ツールとのポストバック連携を強化しています。

これらの取り組みによって、同社の管理画面にリアルタイムに正確なコンバージョン数を反映し、運用することでCPAの改善が期待できます。

iOS14以降のバージョンでは、ユーザーのプライバシー保護の観点からITPが強化されたことを受け、3rd Party Cookieによるユーザートラッキングが抑止されています。広告をクリックしたユーザーのトラッキングが無効になり、該当ユーザーのコンバージョン計測が困難になったことから、「LOGLY lift」も実際のコンバージョン件数が確認できない状態で運用していました。

掲載媒体からコンバージョンに応じて行うCPA改善運用は、正確なコンバージョン計測が必要なため、CPAの悪化や配信ボリュームの低下につながっていました。

1st Party Cookieによる計測に対応

今回開発した機能では、固有IDと1st Party Cookieをユーザートラッキングに利用します。これにより、これまで3rd Party Cookieでのトラッキングが困難だったユーザーのコンバージョン計測を補うことができます。

ASP・効果計測ツールとのポストバック連携を強化

同社の運用画面に、さらなる計測乖離防止施策、ITPに対応しているASP・効果計測ツールの成果を反映させるポストバック連携を強化。現在、14社とのポストバック連携が完了しています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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