クリエイターサポートやインフルエンサーマーケティング事業を行うUUUM株式会社が、YouTubeにおけるタイアップ動画、およびTwitterでの動画広告によるブランドリフト効果に関するアンケート調査結果を発表しました。どちらの施策においてもブランドリフト効果が確認され、両者を組み合わせることでより高い効果が得られることがわかったそうです。
調査対象 :全国の15歳~39歳の男女
有効回答数 :600サンプル
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2020年12月
調査目的 :VRヘッドセットOculus Quest 2のプロモーションにおけるブランドリフト効果を調査によってあきらかにすること。
目次
YouTubeタイアップ投稿、Twitter動画広告の両方でブランドリフト効果あり
YouTubeタイアップ投稿・Twitter動画広告の接触者が、非接触者よりも、対象商材「Oculus Quest 2」に対しての認知、興味・関心、購入意向すべての項目において高いスコアになっており、各ファネルで、インフルエンサーを通した情報発信が、よりユーザーに伝わっていることがわかりました。特に、認知と購入意向については30%以上の向上が見られました。
また、認知獲得についてはTwitterが、購入意向促進についてはYouTubeがより高いスコアを出していることがわかりました。
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興味関心度・計:「興味関心がある」+「やや興味関心がある」
購入意向・計「買いたい」+「やや買いたい」
UUUMはこの結果を、各媒体のコンテンツの長さや表示方法の違いによって、効果に差が生まれたと分析。YouTubeは情報量の多さによって商品理解を促進し、Twitterではより幅広いユーザーに短い動画を視聴してもらうことにより認知を促進したと考えられるとのことです。
以上のことから、「影響力のあるクリエイターアカウントを中心にTwitter動画広告を活用し認知を高めつつ、より深い商品理解を促し購入意向を高めるためYouYubeタイアップ投稿も活用することで、効果を最大化することができると考えられます。」としています。
タイアップ先で商品を購入したユーザーのうち、YouTubeは男性、Twitterは女性で高いスコア
タイアップ動画の視聴後、撮影が行われたヤマダデンキでOculus Quest 2を購入した人について、YouTube動画接触者では男性のスコアが、Twitter動画接触者では女性のスコアが高くなる結果となりました。
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一般的なゲームユーザーの男女比率を踏まえ、男性のスコアが相当に高く出ることを予想していたものの、Twitter動画広告については、絵文字を多用しアイキャッチされやすい投稿文言であったことに加え、商材の特徴を凝縮する動画により、女性の目にとまりやすくなり、女性のスコアが上回ったと考えられる、としています。
「YouTube×Twitter」で高いブランドリフト効果
各媒体単体での結果と、YouTubeとTwitterのコンテンツ両方を視聴したユーザーの結果を比較したところ、認知と購入意向において、単体より高いスコアが出たとのことです。
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興味関心度・計:「興味関心がある」+「やや興味関心がある」
購入意向・計「買いたい」+「やや買いたい」
同社は「YouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告を組み合わせたプロモーションを実施することで、よりブランドリフトされるということがわかりました。」とし、目的に合わせて複数プラットフォームにまたがるプロモーションを行うことが重要であるとしています。