本報告書は、オックスフォード大学・ロイター・ジャーナリズム研究所が、2022年8月と9月に収集したオンライン調査データを用いて、ブラジル、フランス、ドイツ、インド、日本、パキスタン、イギリス、アメリカの8カ国の人々が、気候変動に関するニュースや情報にどのようにアクセスしているかを記録し、分析したものです。
これらの国の回答者の大多数は、ほとんどすべての気候科学者が、気候変動は人間によって引き起こされ、その影響を心配していると考えていることを認識しています。しかし、科学的コンセンサスや気候危機の認識に関する基本的な理解以上に、気候変動ニュースに対する人々の態度を理解することが重要です。例えば、情報源として誰を信頼するか、気候変動ニュースは彼らにどのような印象を与えるか、ニュースメディアは気候変動についてどの程度報道していると思うか、などです。