米国ケーブルテレビ業界で巨大合併、CharterとCoxが2.2兆円規模で合併へ

・CharterとCoxの合併が219億ドルで決定し、業界最大手が誕生
・合併後、年間約5億ドルのコスト削減を見込む
・規制当局の審査が行われ、市場競争への影響が注目される

メディア デジタルメディア
米国ケーブルテレビ業界で巨大合併、CharterとCoxが2.2兆円規模で合併へ
  • 米国ケーブルテレビ業界で巨大合併、CharterとCoxが2.2兆円規模で合併へ
  • 米国ケーブルテレビ業界で巨大合併、CharterとCoxが2.2兆円規模で合併へ

米国のケーブルテレビ・ブロードバンド大手のCharter Communications(チャーター・コミュニケーションズ)は5月16日、業界ライバルのCox Communications(コックス・コミュニケーションズ)を219億ドル(約3.3兆円)で買収すると発表しました。債務なども含めた企業価値は約345億ドル(約5.2兆円)に達する今年最大級の買収案件となります。

この合併により、合計で約3,800万人の加入者を持つ全米最大のケーブルテレビ・ブロードバンド事業者が誕生し、現在の市場リーダーであるComcast(コムキャスト)を上回ることになります。

市場動向を変える戦略的合併


《Manabu Tsuchimoto》

関連タグ

Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

特集