朝日新聞社は、運営する朝日新聞のデジタル版で、新機能「コメンテーターフォロー」の提供を開始しました。
デジタル版では、大学教授やジャーナリストら約100名の専門家による記事への多彩なコメントが読める「コメントプラス」を展開しています。今回の新機能により、注目している専門家をフォローすることで、最新コメントを素早くチェックできるようになります。
コメントプラスでは、国内外の政治経済、文化や社会まで、幅広い分野の専門家が記事への解説や新たな視点を提供しています。これまでは、特定のコメンテーターの意見を効率的に確認できる仕組みがなく、読者から「好きな専門家のコメントを、もっと手軽にまとめて読みたい」という声が寄せられていました。
こうした読者のニーズに応えるために開発したのが今回実装した「コメンテーターフォロー」機能です。本機能を活用することで、気になる専門家の最新コメントを見逃さず、便利にまとめて確認できるようになりました。
「コメンテーターフォロー」機能では、気になる専門家をワンタップでフォローできます。フォローした専門家の新着コメントは、アプリ内の「フォロー中」タブやタイムラインでまとめて確認可能です。
環境問題の専門家、国際政治のジャーナリスト、カルチャー分野の研究者など、幅広い分野のコメンテーターをフォローすることで、ニュースの楽しみ方を拡張します。また、読者自身とは異なる意見を持つコメンテーターをフォローすることが、新しい気づきや視点の発見につながる可能性もあります。
同社は、読者に対して「多彩な視点」を提供することに取り組んできました。すでに「記者」「連載」「トピックス」「ジャンル」のフォロー機能を提供しており、これらと合わせてコメンテーターフォロー機能を活用することで、より幅広い意見や新たな視点との出会いが期待されます。
朝日新聞社の様々なフォロー機能は、メディアの信頼性と読者体験の向上を両立する手法として注目されます。情報収集の導線を整えることにより、読者とメディアの関係性を深めることにも寄与すると考えられます。
