KADOKAWAは2025年3月期第4四半期単体(2025年1月1日~2025年3月31日)における出版・IP創出事業が1%程度の減収となりました。
国内紙書籍は通年で1割近い減収、返品率の悪化も影響して売上高が伸び悩みました。第4四半期はサイバー攻撃の影響は一切受けていません。前年同期間は1割違い増収でした。KADOKAWAの出版・IP創出事業はメディアミックス展開の屋台骨。この事業の停滞はIPの枯渇という深刻な事態も招きかねません。
足元では人材への投資を加速していますが、今期にその成果を出すことができるのか。正念場を迎えているように見えます。