JAPAN AIは、第三者割当増資による新株式発行を決議したと発表しました。今回の大型資金調達の目的は、同社の成長戦略をさらに加速させることであり、総額19億円の調達を実施する予定です。
本ラウンドには、ベンチャーキャピタル3社および事業会社1社が参加する予定で、各社はJAPAN AIの技術力と成長ポテンシャルについて高く評価しています。
JAPAN AIは2023年4月に設立された企業で、「AIで持続的な未来の社会を創る」というビジョンのもとに、AI関連のプロダクトやサービス開発を行い、多様な業界や産業の発展に貢献しています。
調達した資金は、同社の企業価値向上を目的として戦略的に活用する計画です。まず人材採用の強化では、プロダクト開発を加速する優秀な開発人材、パートナー企業と共にAIの可能性を広げ新たな市場を開拓する営業・マーケティング人材、急激に成長する組織の中で臨機応変に対応できるコーポレート・プロフェッショナルの獲得を進めます。
また、ソフトウェア開発への投資として、同社の主力サービスであるAIエージェントの対応領域の多角化と品質の強化を図ります。グループ会社であるジーニーが提供するマーケティングSaaSとのAI連携も強化する方針です。
今回の資金調達を機に、JAPAN AIはさらなる人材獲得とプロダクト強化を図ります。同時に、国内企業との戦略的提携を推進し、AX(AIトランスフォーメーション)市場での競争力を高め、地位を確立していくとしています。