ワーナー、生成AIのMidjourneyを提訴・・・スーパーマンからトムとジェリーまで「無断生成」の具体例

・WBDがMidjourneyを著作権侵害で米裁判所に提訴し、無断利用問題を追及している
・キャラクター画像や動画の生成例を示し、侵害と組織的な権利侵害を主張している
・今後の判決次第でAIの著作権保護やコンテンツ産業の制度設計に大きな影響が出ると予測される

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ワーナー、生成AIのMidjourneyを提訴・・・スーパーマンからトムとジェリーまで「無断生成」の具体例
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ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(以下WBD)は9月4日、生成AI大手のMidjourneyを米カリフォルニア中部地区連邦地裁に提訴しました。訴因は著作権侵害と二次的著作権侵害で、スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマン、バッグス・バニー、スクービー・ドゥーといった同社の代表的キャラクターが、同意なく学習データとして利用され、さらにユーザーの入力に応じて画像・動画として大量生成されていると主張しています。

WBDは「これは単なる技術的瑕疵ではなく、意図的かつ組織的な侵害であり、コンテンツ産業全体の持続可能性を脅かす」と強調しました。

Midjourneyの行為と問題点


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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