YouTubeが転換点を迎えています。アルファベットの2024年第3四半期決算で明らかになった直近4四半期の収益が500億ドルを初めて突破。広告収入は前年同期比12%増の89億2100万ドルを記録し、有料サービスを含む新規事業も好調です。しかし、この数字以上に注目すべきは、同社が進める事業構造の転換です。
「もはやYouTubeは単なる動画プラットフォームではありません」とアルファベットのフィリップ・シンドラー最高事業責任者は強調します。「私たちはリビングルームの主役となり、スポーツ中継の新しい形を作り出し、AIによってクリエイターの可能性を広げています」