「動画プラットフォームの覇者」が見せた変貌、テレビとショートで500億ドル到達のYouTube

・YouTubeが初の収益500億ドル突破
・テレビ画面での視聴拡大が進行中
・AI活用でクリエイター支援を強化中

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(Photo by Chris McGrath/Getty Images)

YouTubeが転換点を迎えています。アルファベットの2024年第3四半期決算で明らかになった直近4四半期の収益が500億ドルを初めて突破。広告収入は前年同期比12%増の89億2100万ドルを記録し、有料サービスを含む新規事業も好調です。しかし、この数字以上に注目すべきは、同社が進める事業構造の転換です。

「もはやYouTubeは単なる動画プラットフォームではありません」とアルファベットのフィリップ・シンドラー最高事業責任者は強調します。「私たちはリビングルームの主役となり、スポーツ中継の新しい形を作り出し、AIによってクリエイターの可能性を広げています」


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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